SuperSaaSはユーザーからのオンライン決済にPayPalを用いることをデフォルトとしているが、PayPal以外のペイメントゲートウェイを用いてオンライン決済を行うことも可能
PayPalの手数料などはPayPal公式サイトより確認を
またクレジットカード支払いやその他の決済代行プロパイダーを利用する場合は各社の手数料規定に準じるため利用予定の決済代行プロパイダーまで確認のほどを
PayPal他外部決済プロパイダーに関する情報提供は執筆時時点のものであるため、最新状況は各自PayPal及び決済プロパイダー公式サイトにて確認頂き、例としてPayPal管理画面内の操作等ご不明な点は直接PayPalまたは各決済プロパイダーへ質問を
SuperSaaSがサポートするオンライン決済ペイメントゲートウェイ
・「PayPal」
・「Stripe」
・「Mollie」
・「ePay」
・「PayU」
*「PayPal」、「Stripe」以外、現時点で日本語は未サポート
ペイメントゲートウェイサービスの利用は、そのサービスを十分に理解した上で用いるように
技術者向けであり、外部システムとの連携などが必要となる為SuperSaaSではサポート対象外である。
オンライン決済の制御は管理画面「支払い設定」の「ショップページのトップに表示するメッセージ」に「$gateway{制御指示}」を加えることで可能
「$gateway」は処理用の指示ですので、実際に表示されることははない。
「$gateway」は「ショップページのトップに表示するメッセージ」にある「Payment Gateways」から、簡単にメッセージ内に挿入することが可能
「Payment Gateways」をクリックすると、現状のオンライン決済の設定
「PayPal」、「Stripe」、「Mobile」、「ePay」、「PayU」から用いるペイメントゲートウェイにチェックを入れ、それぞれ所定の情報を設定し、「OK」をクリックするだけで必要な「$gateway」が自動的に「ショップページのトップに表示するメッセージ」に入力される
・「PayPal」を用いたオンライン決済
・「Stripe」を用いたオンライン決済
・「Mollie」を用いたオンライン決済
・「ePay」を用いたオンライン決済
・「PayU」を用いたオンライン決済
「PayPal」を用いたオンライン決済
PayPalを用いたオンライン決済はデフォルトで有効のため、初期状態でチェックが入っている。
無効にする場合は、チェックを外す
「ショップページのトップに表示するメッセージ」に「$gateway{nopaypal}」が追加され、オンライン決済にPayPalを用いない設定となる
PayPal用の設定
設定箇所 概要
PayPal account 決済に用いるPayPalアカウントのメールアドレスを指定
デフォルトでは管理者のメールアドレスとなっている
変更した場合、$gateway{paypal メールアドレス }が追加される
「Stripe」を用いたオンライン決済
各国の企業でも採用され、で100以上の通貨での支払いをサポートしているオンライン決済ペイメントゲートウェイサービス
日本語もサポートされている
サービスの詳細や利用方法などはStripeのホームページを確認
Stripeの利用にはアカウント登録が必要
アカウント作成後に届くメールからアクセスすることで本登録が可能に
本登録後に実利用のための初期設定を行って、利用可能な状態にする必要がある
Stripeの設定や操作はSuperSaaSから案内は不可
Stripeの質問はStripeサポートへ
SuperSaaSからStripeを利用するためにはAPIキーが必要
アカウントのダッシュボード「開発者」に「APIキー」が用意
APIキーは公開可能キー(pkで始まるトークン)とシークレットキー(skで始まるトークン)がセットとなり、本番環境用とテスト用の2種類
テスト用は実際に決済をしない動作確認シミュレート用で、「支払いの設定」で「テストモード」で有効に
この4つのキー(トークン)をSuperSaaSで設定
「Stripe」にチェックを入れることで入力欄が表示されるので、各キーを入力
Stripe用の設定
設定箇所 概要
Live Publishable 「pk_live_」で始まる本番環境用の公開キー
Live Secret 「sk_live_」で始まる本番環境用の秘密キー
Test Publishable 「pk_test_」で始まるテスト用の公開キー
Test Secret 「sk_test_」で始まるテスト用の秘密キー
入力した情報を確認し、「OK」をクリックすると「$gateway{LivePublishable LiveSecret TestPublishable TestSecret}」が追加され、ユーザーが支払い時にStripeを用いることが可能に
「Mollie」を用いたオンライン決済
ビットコインも利用可能な、主にヨーロッパに特化したオランダのオンライン決済ペイメントゲートウェイサービスです。
現時点で日本語はサポートされていません。
Mollieのペイメントシステムはiframe内では利用できません。
iframe内でSuperSaaSを利用している場合は、決済時にiframeから外す仕組みを自作する必要があるため、開発者レベルの知識と技術が必要になります。
例: JavaScriptを用いて対象となる遷移をiframeの親フレームを用いる
<script> if (window != top) top.location.href = location.href </script>
Mollieの利用にはアカウント登録が必要です。
実利用のための初期設定を行って、利用可能な状態にする必要があります。
サービスの詳細や利用方法などはMollieのホームページで確認ください。
Mollieの設定や操作はSuperSaaSから案内はできません。
Mollieの質問はMollieサポートに願います。
SuperSaaSからMollieを利用するためにはAPIキーが必要です。
APIキーには本番環境用とテスト用の2種類があります。
テスト用は実際に決済をしない動作確認シミュレート用で、「支払いの設定」で「テストモード」で有効にすることができます。
「Mollie」にチェックを入れることで入力欄が表示されますので、各情報を入力します。
Mollie用の設定
設定箇所 概要
Live API-key 「live_」で始まる本番環境用の公開キーです。
Test API-key 「test_」で始まるテスト用の公開キーです。
入力した情報を確認し、「OK」をクリックすると「$gateway{ePay LiveAPI-key M TestAPI-key}」が追加され、ユーザーが支払い時にMollieを用いることができるようになります。
「ePay」を用いたオンライン決済
Dambortを含む多くの決済が可能なデンマークのオンライン決済ペイメントゲートウェイサービスです。
現時点で日本語はサポートされていません。
サービスの詳細や利用方法などはePayのホームページで確認ください。
ePayの利用にはアカウントの購入が必要です。
基本有料ですが、試用の無料テストアカウントの申し込みも可能です。
ePayの設定や操作はSuperSaaSから案内はできません。
ePayの質問はePayサポートに願います。
ePayを利用するためにはいくつかの制約があります。
利用するドメインの登録
管理画面の「Settings」→「Payment system」→「Domains created for relay-script」でePayを利用するドメインを登録します。
リダイレクトを設定している場合は、そのリダイレクト先も登録する必要がありますが、登録できるドメインは一つです。
登録ドメインの派生となるサブドメインは含まれますが、そもそものドメイン自体を複数設定する必要がある場合、ePayまで直接ご相談ください。
セキュリティ設定
管理画面「Settings」→「Payment system」→「Settings for the payment system」→「MD5 key」で秘密キーをMD5ハッシュで暗号化してください。
複数販売時の設定
ePayはデフォルトで決済が単一販売となっているため、商品が複数販売物でユーザーが数量を指定できる場合、「Settings for the payment system」→「Unique orderID」を「Not using Unique orderID」に設定する必要があります。
SuperSaaSからePayを利用するためにはMerchant numberとMD5 secret(MD5ハッシュ暗号化された秘密キー)が必要です。
「ePay」にチェックを入れることで入力欄が表示されますので、各情報を入力します。
ePay用の設定
設定箇所 概要
Merchant number アカウントで用意されているマーチャントIDです。
MD5 secret アカウントで用意されているMD5ハッシュの秘密キーです。
入力した情報を確認し、「OK」をクリックすると「$gateway{ePay Merchantnumber MD5secret}」が追加され、ユーザーが支払い時にePayを用いることができるようになります。
ePay利用は「$gateway」を手入力することでePayサービスのオプションを加えることも可能です。
MD5 secretに続いて半角スペースを空けて、「window ID」、「インスタントキャプチャ」を指定できます
例:$gateway{ePay Merchant number MD5 secret 2 1}
「window ID」はカスタマイズウィンドウのID(数値番号)で、別途表示するロゴや案内用の表示ウィンドウの表示設定です。
「インスタントキャプチャ」は承認ステップのキャプチャサービスのトリガー(1=true)です。
オプションサービスの詳細はePayのホームページで確認ください。
「PayU」を用いたオンライン決済
ポーランドとチェコ共和国のオンライン決済ペイメントゲートウェイサービスです。
現時点で日本語はサポートされていません。
サービスの詳細や利用方法などはPayUのホームページで確認ください。
PayUの利用にはアカウントの申し込みが必要です。
ヨーロッパ諸国での利用がない場合は、PayUまで直接ご相談ください。
PayUの設定や操作はSuperSaaSから案内はできません。
PayUの質問はPayUサポートに願います。
SuperSaaSからPayUを利用するためにはPOS IDとsecond_key、そして、アカウントで設定している通貨情報(通貨の名称)が必要です。
「PayU」にチェックを入れることで入力欄が表示されますので、各情報を入力します。
PayU用の設定
設定箇所 概要
POS ID アカウントで用意されているPOS IDです。
Second key アカウントで用意されているSecond keyです。
Currency アカウント内で設定している通貨名です。
入力した情報を確認し、「OK」をクリックすると「$gateway{POSID Secondkey Currency}」が追加され、ユーザーが支払い時にPayUを用いることができるようになります。
0コメント