急速に発展するベトナムの建設、インフラ整備市場ベトナム中部 港湾都市ダナン陸上ルートの東西経済回廊の起点としても注目度を増すダナンは観光、ビジネス両面で急速に存在感をましている。ホーチミン、ダナン共に経済回廊の東側起点となっており、ベトナム経済の成長を後押しする要因となるのが確実視されている。また南北に長い国土の東側には北はハイフォン港、中部ダナン港、南のカイメップ チーバイ港まで多くの港湾施設が整備されており、船舶輸送の重要な起点となっている点もベトナムの大きな強みである。ベトナムの将来性日本市場に閉塞感を感じ、今後のビジネスチャンスを模索している場合は、ベトナムが多様な環境から勘案し最有力候補の一つに挙げられる。ベトナムは人口一億近くを有し、若年層が多く、中間層の増大による...01Aug2019海外コラム
マレーシアのジョホールバルで展開される世界最大規模の都市開発プロジェクト イスカンダル計画マレーシアのジョホールバルで展開される世界最大規模の開発プロジェクト イスカンダル計画22Jul2019海外コラム
中国語繁体字の予約システムでインバウンド最重要国の一つ台湾市場へ台北中心部 急速な都市化が進みアジアを代表する都市の一つとなっている。治安面でも台北から高雄まで極めて良く、日本の主要都市やシンガポール、香港などの治安の良さで世界のトップランクに位置する都市との差も感じられない程安全であり、台湾の各都市の治安の良さはもっと世界的に評価されても良いだろう。台湾のエネルギー台湾は日本同様エネルギー資源は輸入に依存石油は主に中東、天然ガスはインドネシアやマレーシアなど、原子力発電所は北部は台北からおよそ30kmの距離、そして南部にも存在する。日本同様、地震、台風などの自然災害が脅威でもある台湾はエネルギー多角化の観点から再生可能エネルギーの開発が進んでいる。台湾の主要産業として半導体産業が挙げられ、世界...22Jul2019海外コラム
フィリピン 英会話市場の活気に湧くセブと今後の発展が有望なダバオフィリピン経済フィリピンは約7千を超える島々で構成されている島国及び海洋国家であり、アメリカによる統治経験など日本と重なる点を持ち、距離的にも最も近いASEAN国家である。また華人系、スペイン系を含む多民族国家でもある。第二次世界大戦後には他アジアの国に先駆けて輸入代替型の工業化へ着手し始め、将来の経済成長がアジアの国家の中でも大きく期待されていた国であったが、他ASEAN諸国と比較すると経済は著しい経済成長を遂げる事なく現在に至っており、ベトナム、ミャンマーといった急速に成長を遂げている国家が大きく先を行っている感がある。もちろんマニラのマカティやセブのITパークといったフィリピンを代表する財閥によって開発された地域は他先進国の主...09Jul2019海外コラム
Global Terminal Operatorsの海外展開戦略各国間の都市間競争が激化している現代において、各国は空港の拡張などインフラへ大規模な投資を実施し、競争力を高めている。港湾も同様であり、各国、各地域の港湾間において熾烈な競争が展開されており、航空輸送が増加している現代においても、海上輸送が主である事は今後も変わらないだろう。世界の海運業界では主要企業同士の合併や M & A などによる集約化が加速しており、競争が激化している。日本では日本郵船、商船三井、川崎汽船といった日本を代表する海運企業が財閥系、非財閥系の枠を超え、ONEを設立し、シンガポールに本社を置いている。これだけの主要企業同士が新会社を設立する事からも、世界の港湾業界の競争が増していることが実感できる。01Jul2019海外コラム
マンション、ホテル建設ラッシュ 国内外の資本が流入する沖縄モノレール旭橋駅 那覇市中心部の地理的優位性を背景にエリア周辺は建設ラッシュに湧くLCC市場の発展で進むASEAN地域の一体化と存在感を増す沖縄21Jun2019国内市場コラム
アジアのインフラ受注競争 オンライン予約システムを多国籍企業に活用ASEAN諸国への事業展開を考慮する際に、各国で圧倒的な経済シェアを誇る巨大コングロマリット、財閥の理解は不可欠である。また、そうしたコングロマリットや政府と連携し、世界各地で事業展開を行なっている日本を代表する商社の動向を追う事も同様に重要だ。日本の商社は資源、食料などの貿易仲介から転換し、現在は企業投資、資源生産地の権益取得含め、エネルギー事業やインフラ開発事業に初期段階から参画するなど、商社の事業領域及び地域は圧倒的に多岐にわたる。シンクタンクを世界各地のグループ企業内に擁し、最新の情報を収集し、情勢変化に迅速に対応できる点、及び超多角化経営によるシナジー効果、川上から川下へのサプライチェーンの構築と日本の商社とアジアのコング...10Jun2019海外コラム
北欧の経済と再生可能エネルギー北欧圏は人口3千万弱と、ASEAN地域と比較すれば人口規模は小さいが、その一人当たり所得の高さは日本を遥かにしのぎ、世界トップクラスであり、更に北欧近隣にはオランダ、ドイツなどの北欧と並ぶ高GDPを誇る経済大国が多く、北欧を基点として同地域からの観光客、移住者を誘致する事は地域経済に大きなインパクトをもたらす可能性が高い。スウェーデンの首都ストックホルム07Jun2019海外コラム
世界市場における日本の主要企業集団と経済財閥と言うと圧倒的経済規模を誇る韓国の財閥が思い浮かぶ例も多いと思うが、日本の財閥系、非財閥系を含め巨大企業集団もとてつもない経済規模を誇り、世界各地においてもその存在感を高めている。アジア、ASEAN諸国の現地財閥との提携も非常に多く見られ、国内、海外問わず、経済においてこうした主要企業集団を理解する事は極めて重要だと言える。06Jun2019国内市場コラム
世界のスマートシティとアジアのエネルギー市場進む脱酸素化とスマートシティ構想近年アジアでは猛烈なモータリゼーションの進展などを含めた急速な経済成長に伴う空気汚染などの環境問題への関心が高まっており、またエネルギーを中東に大きく依存するリスクヘッジの観点からも再生可能エネルギーの発展が進んでいる。脱酸素化で世界の先端を行く欧州では特に環境規制が高まっており、高い技術と長年の経験を有する欧州企業は積極的にアジアのエネルギー市場へ参画している。また、北海油田収入を元にしたノルウェーの政府系ファンドは積極的にポートフォリオ内における再生可能エネルギー分野の増加、そしてサウジアラビアのSaudi Aramcoの上場を機とした非石油依存型経済の構築目標、二酸化炭素排出0構想で話題を呼ぶア...03Jun2019海外コラム